
令和6年2月7日(水)、6町内公民館で終活セミナーが開催されました。
今回のえんがわサロンは気にはなってもなかなか口に出しにくい「終活」についてのお話ということで、たくさんの方に参加していただきたくてこのホームページでも事前にお知らせをさせていただきました。
皆さんの関心度も高いとあって、いつもよりたくさんの方の参加で、約1時間のお話を皆さん熱心に聞いておられました。
それもそのはず、講師の山内要さんはタレント・お笑い芸人、終活アドバイザーとして活躍されている方で、ユーモアあふれる軽妙な語り口に引き込まれていきました。
神妙な話になるかと少し構えた部分もありましたが、お笑いを聞いている感じで楽しく勉強ができました。

お話の内容
終活のイメージは
- 終活のイメージは 土地の相続、お墓のこと、仏壇のこと、遺言書など、ちょっと難しいことだけをイメージしがちですが
- 元気なうちに旅行に行こう、趣味を楽しもう、カラオケを楽しみたい、このようなことも全部含めて終活です。
- 「まだ早か」という人がとても多い。でもいつ何が起こるかわからない、今できるときにできることからすることが大切です。
何からしたらいいの

●大事にしまっているものを片付けているといろいろな発見があります。
●衣類を整理する、台所を整理する、不要なものがいっぱい見つかるはずです。
●私に何かあったらこのノートを見なさい、という大事な内容を書いておく。
●残された家族へのメッセージや友人・知人へのメッセージや住所録、お葬式のこと、お墓のこと、財産のことなどを書き込んでおく。法律的なものはダメ。
簡単に書き込めるエンディングノート「未来ノート」を頂きました。

そのほかに
- 葬式について知る
- お骨の処理の方法
- 火葬場の現状
- お墓の種類
- 戒名について
等のお話がありました。
質問・意見
お二人からのご意見がありました。
- 自分が大事にしている着物、丹精込めて自分で作成したものなどはなかなか捨てられない。
- 後見人の問題はなかなかハードルが高い。当事者同士や周囲が同意してても裁判所や行政書士など法的な手続きがないと認められないのが納得できない。
1、はその方の問題で的確な回答は難しく、2、は法的な問題でどうにもならない、ということで、解決できる相談ではなかったようです。
コメント